Archive : 2008-05
2008 -05-14 ( Wed )
熊の木彫職人の収益
姉に誘われて、登別温泉へ行ってきました。
温泉街のお土産屋で、「シャケをくわえた木彫の熊」の置き物を見ながら
「昔は北海道のどの家にもあったのに、最近見なくなったよね」と姉と話していたら、お店のおばさんが、いろいろと勉強になる話をしてくれました。
アイヌの民に火の神様とされていた熊ですが、やっぱり最近は売れないのだそうです。
昔は神聖でさわることもできなかったフクロウの置き物が出てくるようになったのも、「熊と比べると見た目のアレンジを利かせやすい」という事情があるようです。
「これなんか素晴しい作品なんだけどねえ」とおばさんが指差した、名のある職人の熊は、とても丁寧な彫刻がほどこしてあったりするのですが、その価値に見合うとは思えない微妙な値が付いていました。
「名人は80歳を越えている人も多いから、もうあまり観られなくなるかもしれないよ」
とおばさんは言いました。
「で、中堅の職人さんたちはどうしてるかというとね」
とおばさんが指し示したのは、丸太の形を生かしたチェストやテーブルや椅子でした。
道東の牧場カフェや「ジブリの森美術館にありそうな感じ(by姉)」です。


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