2006 -02-11 ( Sat )

職場でDTP畑の人とやりとりをしていると、非常に勉強になることがあります。
DTPの人は、とてもきっちりしたピクセル単位のデザインをするのです。完成度が高く感じるのはきっとそのためです。

実は、本の表紙の装丁なども多く手がけているデザイナーの人と一緒にページ作成をする仕事をしたことがあります。この人の表紙デザインは非常にセンスがあります。  ところが、ウェブデザインとなると、とんでもないことに。その人のデザインからHTMLに落とすときに「1ピクセルたりともずれないようにやってください」という厳しい指示があったのです。

絵文禄ことのは:デザイナーがウェブの文字サイズを小さく固定したがる理由

こんな凄いことは言われたことはないですが、「綺麗に見えますから、表や段落などの左右幅を合わせてくださいね」とはお願いされます。
段落に関しては問題ないですが、細かいテーブル部分だとCSSの幅指定には余白が含まれないというWEB特有の仕様のためにコーディングに苦心したりします。でも、完成度の高いレイアウトは苦労するに見合った価値があります。自分こういうの適当だからなあ。

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DTPの人に描いてもらった原画をページ毎にWEBで再現できるか確認をするのですが、いちばん理解してもらうのが大変だったのがWEBデザインは環境によって文字サイズやフォントが変わるので、縦に伸びることを考えなければならないという概念でした。

例として、同じ写真素材を使った飾り枠を二つ作ってみました。

http://webbingstudio.com/test/table/table.html

二つの飾り枠は同じように見えますが、上の方はWEBデザインには向きません。高さを変えることができないからです。
文字サイズを大きくしてみると、違いがよくわかります。
上の方は背景が一枚絵なので途中で欠けてしまうと思いますが、下の方は文字が乗っている部分の背景画像が縦繰り返しになっているのでどんなに大きくしてもちゃんと飾り枠がついていってくれます。

自分でデザインから全てやっていると身につけられないことですが、コーディングを担当する上で大切なのが、こういった「WEBで相手の希望通りに組むことができるか・製作段階で希望通りにならないことを指摘できるか」という点だと思うのです。

私もHTMLコーダーとして仕事を受けていた時期がありました。コーダーとしてのプライドは
・デザイナーの意図を正確にブラウザに反映させる。
・その為には1pxのずれも許さない、妥協しない事。
・美しいコードを心がける。
ですね。プロのコードはデザインと1pxのずれもないです。
それはデザインの段階でHTMLに反映させたときに「ずれを予測」しているからなんです。
デザイナーはコーダーの力量と共にブラウザの限界も知る必要があります。デザインの最中はコーダーのデザイナーは常に打ち合わせをしているのですから…。

絵文禄ことのは:同記事No.11まつやんさんのコメント

コーダーとしてのプライド。こういうの憧れます。

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自薦記事 CSS WEBデザイン WEBデザイナー 

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